こんにちは。
いざ炭酸水を飲むときは、ほとんど炭酸がぬけてしまっている合同会社ほしのやのまさるです。(#飲むときに開栓して!)
英語を学習する上で、なにか、伝えたいことを持って学習するのとしないのでは、英語力の成長スピードが全然違ってきます。そもそも伝えたいことがないのなら、英語を話さなくてもいいですよね。
「英語で話せるようになりたい」というボンヤリした目標設定ではなく、英語を使って具体的になにをしたいたのか?自分の意思を明確にもつことです。
・英語でなにをしたいのか?
・どのような英語力を、なぜ身につけたいのか?
ぼくの場合は英語圏の人たちと仕事をしたいからです。
米Googleの副社長、Google日本法人社長を歴任していた村上憲郎氏は、
「英語は自転車、グローバル社会を走り回るための手段であり、道具である」
「私たちにとって、英語は十分条件ではありません。必要条件です。英語ができても出世はできませんが、英語ができないと出世はできません」
とおっしゃっています。英語を使ってなにをするか?なんですね。
英語(外国語)の学習方法はやはり、音読と暗唱が有効のようです。
元外交官でロシア語に堪能な佐藤優氏の記事を引用します。
東京でロシア語の勉強を継続する方策をいくつか試みた。最終的に……モスクワのバウマン工科大学(理科系ではモスクワ国立大学より評価が高い)出身の男性教師からロシア語を学ぶ機会を得た。
1回の授業は2時間であり、コンピュータ翻訳の基礎になるロシア語文法書の読解を1時間行い、日本語の新聞をその場で口頭にてロシア語へ訳す訓練をする。さらに毎回宿題が出る。
ロシア語の新聞記事を暗唱することだ。分量は最低でも社説1本。完全な丸暗記ではなく、日本語訳を作成し、それをときどき参照するのは認められる。
この先生によると「ソ連時代、ロシア人が外国語を研修するために、国外留学することはできなかった。だから外国語学習はソ連国内で完成するシステムになっていた。
そこで重視されていたのが新聞で、新聞の1ページを完全に暗唱し、復元するという訓練を繰り返した」ということだが、確かにこの方法は効果がある。
2時間のロシア語の授業のために、10時間くらい予習と復讐の時間が必要となる。(「週刊 東洋経済 [2013年6月15日]」より)
佐藤優氏はこの授業を2〜3週間に1回受けていたそうです。
The New York Timesの暗唱、復元にチャレンジしましたが、ぼくにはまだ早すぎました。
本日は以上です。
ありがとうございました。