TOEIC L&R TEST: 900点超えへの道

TOEIC L&R TEST で念願の900点を突破するまでの道のりを綴っていきます

毎日の英文法①|頭の中に「英語のパターン」をつくる

1年間で英語でコミュニケーションをとれるようになる!!

ほしのやで英会話関係の事業を企画中です。ほしのやメンバーは3人おりまして、実はほとんどのメンバーが英語が堪能なのです!ほとんどが英語が堪能なメンパーの中で唯一英語が出来ない貴重な人材がぼく、星野勝です。

そこで、ほしのやの英会話関係の事業の一環として、また、ほしのやの社内公用語を英語に出来たらカッコいいなあ、というぼくの個人的な野望と英語の勉強を始めることにしました。

はっきり言って、ぼくの英語力はヒドいです。いま37歳で、高校卒業後は英語の勉強をしていないので、20年くらいは英語学習から離れています。もともと得意でもない英語から長時間離れているので、「中学生レベル」というのもおこがましい。「Yes」と「No」がわかるくらい、と言っても過言ではありません。(笑)

目標は、1年後には英語を使ってコミュニケーションをとれるようになる!ことです。そのために毎日3時間の英語の勉強をします。きびしいか?!

教材は英語が堪能なメンバーに選んでもらった『毎日の英文法』を使って英語の勉強を進めていきます。

毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる

著者

James M.Vardaman*1ジェームス・M・バーダマン

 1年後には英語でコミュニケーションを!

語学の天才というのは存在するようで、細菌学者の野口英世博士(千円札の人)は24歳の時*2に研究のために渡米します。アメリカに向かう船の中で「古い書物から読んだ方がいいと思う」という言い分でシェイクスピアの『ヴェニスの商人』をむさぼり読んでいたそうです。ほとんど英語に触れたことのない状態で、です。

渡米直後から特に英語の読み書きには苦労せず、アメリカ人を驚かせる論文を次々に発表しています。

渡米する前年に清国に医師隊隊員として派遣されたときも、船の中で中国語を勉強して、同行メンバーの誰よりも上手く中国人と会話をしていたそうですし、清国に滞在していた5ヶ月の間にロシア語も話せるようになっていたとのこと。はい。ふつうの天才です。

凡人のぼくには野口英世博士の学習方法は少しも参考になりません。

目標を明確にして正しく学習する必要があります。

目標はあくまで「話すこと」です。「TOEICの得点アップ」や「正しくキレイな英語の習得」は目指していません。

考えてほしいのですが、われわれはいつも「日本語学的に正しい文法の日本語」で会話をしているでしょうか?

わからないですよね。正しいかもしれないし、間違っているかもしれない。多分、教科書的には間違っている。こういったところではないでしょうか。でもコミュインケーションは取れていますよね。

 

著者も来日前、毎日6時間の日本語学習を1年半続けていました。でも、日本に来てみたら、まったく話せなかったそうです。

そこで著者は学習方法を変えました。

著者(ジェームス・M・バーダマン)が実際に行ったトレーニン

 著者のジェームス・M・バーダマンが「話せる日本語」にするために行ったトレーニングは以下の通り 

①例文を朗読した音声を聞く

②例文の意味を理解していることを確かめる

③もう一度音声を聞く

④例文に続いて、自分で発話する

 これを繰り返す。

テキストは見ずに、繰り返し聞いて覚える。

慣れてきたら単語を入れ換えて練習する。

このトレーニングを毎日2時間、4年間続ける。

 3ヶ月くらいすると効果を実感できる。耳に、口に、脳に日本語を染みつかせる。

 

言語を覚えていく段階は

レベル1 読んで意味がわかる

レベル2 聞いて意味がわかる

レベル3 自分で発音できる

レベル4 自分で暗唱できる

レベル5 同じ文型の文を、言葉を入れ換えて使える

レベル6 自分で発話できる

本書は、日本語の知識はあったけど、日本語が話せなかった著者が考案した「話せる英語マスター法」です。

「言語は勉強ではなくトレーニング」聞いて、音読。聞いて、音読。聞いて、音読。聞いて、音読。聞いて、音読。聞いて、音読。これをくりかえす作戦で話せる英語を身につけます。応援よろしくお願いします。 

毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる
 

 

*1:1947年、アメリカ、テネシー生まれ。ハワイ大学アジア研究専攻、修士

早稲田大学文化構想学部教授。著書に『アメリカ黒人の歴史』『ロックを生んだアメリカ南部 ルーツミュージックの文化的背景』(以上、NHKブックス)、『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書)(ジャパンブック)、『アメリカ南部』(講談社)、『黒人差別とアメリ公民権運動』(集英社新書)など多数ある。(刊行時)

*2:1900年 明治3年