英語力ゼロから、1年間で英語でコミュニケーションを取れるようにする!、という無謀な目標を掲げてしまったのですが、目標を達成するための作戦はズバリ、音読と暗唱をくりかえす、ことです。
音読と暗唱をくりかえすことがどれだけ正しい英語学習法かは『毎日の英文法』に記されています。いくつか紹介します。
著者
James M.Vardaman*1ジェームス・M・バーダマン
勉強ではなくトレーニング
英会話は勉強というよりもスポーツなので、実際に身体を使ってトレーニングを積むことが重要。野球のバッティング理論をどれだけ完璧に覚えても、実際にバットを振らなければバッティングは上達したいのです。理論は知らないけど、毎日バッティング練習している人と、理論は一語一句もらさず知っているけどバットを触ったことがない人。どちらがバッッティングがうまいかは明白です。
自然な言葉の覚え方
子供は母親の言葉を何百回も聞きくことで、だんだん言葉を理解していきます。それを真似することで言葉のパターンを身につけます。ぼくたちもそうだったではないでしょうか?日本語を話す前に日本語の文法を学習した記憶はありません。
著者は「日本の英語学習者はルールだけを覚えてなんとか近道しようとしているように見える。使える家語を身につけるためにはそれは近道ではなく遠回りになる」と言っています。
頭だけで理解する「スマートな勉強」をしても、使える英語は身につかないのです。
ルールではなくパターンを身体で覚える。目の口も耳も使った反復トレーニングが一番の王道なのです!
本書の特長
・音読、暗唱しやすい、5〜9ワードのセンテンス(文章)がたくさん載っている。初心者でも5〜9ワードのセンテンスなら記憶できるからです。
・話すために必要な英文法の基礎が網羅されている。
・例題が英語ネイティブがリアルによく使うフレーズだけで作ってある。
これなら音読、暗唱もしやすいです。Let's音読!Enjoy暗唱!!