新型コロナウィルスの影響で自粛が続いています。が、かのアイザック・ニュートンはペストの流行で大学が閉鎖され、地元で自粛しながら、万有引力の法則を始めとする彼の生涯の業績を、この1年間のうちに成し遂げています。吉田松陰は自宅謹慎を命じられている間に松下村塾で大活躍する人材*1を何人も育てています。
松蔭の例えはちょっと違うかもしれないですが、とにかく自粛の間にスキルアップをしちゃおう!ということで、『毎日の英文法』を使って英語力アップを図っています。
『毎日の英文法』をざっくり、まとめます。
著者
James M.Vardaman*2ジェームス・M・バーダマン
『毎日の英文法』まとめ
- 日本の英語学習者に絶対的に足りないものはアウトプットトレーニング
- 「わかること」と「使えること」はまったく違う。「出し入れ可能」なレベルまで持っていく
- 「ルールの知識」、たとえば、”未来完了進行形”が必要だとか”仮定法”を使いたいから動詞を過去形にしなければならないなど
- 「ルールの知識」よりも役に立つのは「英語のパターン」
- 「英語のパターン」は音読と暗唱をくりかえすことによって覚えられる。英語のパターンを覚えると、脳内に確固たる英語回路を構築される
- 言語学者になるわけではないのだから、母国語ですら正しい文法で話せないんだから外国語である英語を正しい文法で話せないのは仕方がない。
- 文法の「ルールの知識」より幅広い単語を身につけた方がよい。言葉が豊富なほど話が面白くなる
- 英語が読めても声に出す練習をしなければ、絶対に英語が話せるようにはならない。
- 英語を英語のまま理解して、頭の中で文章が意味することをイメージできるかどうか
- 「自分の言いたいこと」をいかに伝えるか、に重きを置く
- 格好良くて楽な方法はない!音読・暗唱をくりかえせ!
語学は良質な教材を使って繰り返しトレーニングすることが一番です。本書には、話すために必要な英文法の基礎のすべて、55項目が網羅されています。
そして何よりも続けることが大切です。勉強にしろ、ダイエットにしろ、早寝早起きにしろ、なにか新しい習慣を身につけようとして、1ヶ月以上継続できる人は5%しかいないそうです。95%は挫折してしまうのです。
……95%にならないようにガンバル……(不安)