おはようございます。
この時期は、洗濯物が生乾きがちな合同会社ほしのやのまさるです。
結果を出すために、毎日スキルアップのための訓練を続けているとどうしてもヤル気のでない日、やりたくない日があり、ともすれば、もうやめてしまおうかな、と思ってしまうほどナーバスな日もあります。(ぼくは英語を続けています)
そんな日は努力や訓練を辞めてもいい理由を探してしまいます。
「素質やセンスがないから努力してもムダだ」
「始める年齢が遅かったから、もう手遅れだ」
などなど。が、偉大な成果は継続した努力の結果なのです。
天才と呼ばれている人たちも実は長時間の練習を継続しているのです。
5歳で作曲したといわれているモーツァルトも、作曲の推敲に時間をかけていて、一般的には3ヶ月で作曲をするのに対し、モーツァルトは倍の6ヶ月前後を費やして、作曲しています。
11歳のときに書いた「ピアノ協奏曲第1番」は独自の曲想が入っておらず、モーツァルトが過去の作曲家の作品をマネしたり編曲しながら、作曲法を学んでいるのです。オペラ「フィガロの結婚」や三大交響曲をはじめとする傑作を世に送り出すのは、作曲を始めてから20年ほどたってからです。
モーツァルト自身も晩年の手紙に
「私ほど作曲に時間と頭を使った人はいない。有名な作品は全て研究したし、作曲家とは努力をし続ける事だ」
と記しています。
天才と呼ばれる人たちも調べてみると、必ず継続した努力があったのです。
「素質がある人にはかなわない」はウソ
フィールズ賞(数学分野のノーベル賞といわれている)を受賞した数学者、森重文さんは、小学生、中学生時代の算数、数学の成績は普通だったそうです。
2014年にノーベル物理学賞を受賞した天野浩さんも、理科は苦手で、とくに物理は高校のテストでもほとんどできなかったそうです。
この状態を「生まれ持った素質がある」といえるでしょうか?
ただ、森さんは数学が、天野さんは物理がとても好きで、勉強を続けていました。
「今からやっても手遅れだ」もウソ
仙台フィルハーモニー管弦楽団のチェロ奏者の山本純さんは、大学に入るまでチェロに触れたこともなかったのです。さらに大学にチェロを教えてくれる人があまりいなかったそうです。
山本さんはチェロを始めるのが遅かったハンデを埋めるために1日6時間を目標に毎日練習を続けていたそうです。
確かになにかを始めるのが遅いのはハンデにはなるのですが、大人になってから始めると「明確な目的を持って練習する」「なんのための練習か理解している」「限られた時間の中で集中する」などは子供よりも達成しやすいです。
それに、これまで学んできた経験や知識を活かして上達の度合いが大きく上がることです。何年も陸上の練習をやってきた人が、大人になってからサッカーを始めた場合、陸上の練習はムダにはならないハズです。
というわけで、才能やセンスのことは考えず、何歳から始めても本気で取り組めば上達可能ということがわかりました。
努力をしなくてもいい理由はなくなってしまったので、英語のスキルアップを継続します。
「私は頭が良いわけではない。ただ人よりも長い時間、問題と向き合うようにしているだけである」
────アルベルト・アインシュタイン
それでは、楽しい1日をお過ごしください。